経済産業省HPにて、近年中部近畿産業保安監督部近畿支部管内の自家用電気工作物設置事業場において、比較的新しい高圧引込みケーブルが、地中埋設部で水トリー現象により絶縁破壊し、電力会社に供給支障を与えるという波及事故が増加していることから、中部近畿産業保安監督部近畿支部及び独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)が連名で注意喚起を行っているようです。

水トリー現象とは、高圧ケーブルの絶縁劣化現象の1つで発生すると電気事故が起こり停電が発生します。これはケーブルを交換しない限り、一度発生してしまうと改善できないことからなかなか厄介な現象となります。

この現象は、主にケーブルの長期間使用における経年劣化もしくは湿気、水没等により発生します。

ですので、郊外等における電柱からの引き込みによる受電であれば、規定寿命をよく管理し適切に更新処置をすればあまり気にすることもないですが、都心部など地中配電が主流の地域ですと規定寿命より早くこの現象が発生してしまう可能性がございます。

そのため、日頃管理をされている設置者の方々におかれましては、高圧ケーブルについて更新推奨時期に満たなくても劣化の兆候が確認された場合は速やかに更新すること、また、更新の際は水トリー現象に強いE-Eタイプ(外部半導電層が押出成形)を採用することを推奨します。

詳細は下記経済産業省HPよりご確認ください。
【注意喚起】更新推奨時期に満たない高圧ケーブルにおける水トリー現象に係る注意喚起