三菱電機株式会社におけるキュービクル形ガス絶縁開閉装置の不適切検査について

経済産業省HPにて、三菱電機株式会社受配電システム製作所(香川県丸亀市)が製造する72/84kV キュービクル形ガス絶縁開閉装置(C-GIS)において、顧客から要求を受けていた規格に準拠した出荷前試験の一部を省略していたにもかかわらず試験成績書には「良」とする記載を行い、あるいは、当該規格と異なる要領で試験を実施していたことが明らかとなりました。

出荷前試験ということなので、その後の定期点検の方法の是非については問われておりませんが、C-GISを使用するような特別高圧の機器点検はメーカーが関わることも多く、同様の対応がなされている可能性があります。

各電気設備の設置者様におかれましては、今一度年次点検等での機器点検が適切に実施されているかどうか確認をしていただきますようお願いいたします。

※ C-GIS:Cubicle-type Gas Insulated Switchgear
充電部および電流を開閉できる真空バルブ等の開閉器をタンク内に収納し、絶縁性の高いガスを封入した装置

詳細は下記経済産業省HPよりご確認ください。
三菱電機株式会社におけるキュービクル形ガス絶縁開閉装置の不適切検査について