こんにちは、諸川電気管理事務所の諸川です。
今回は私が所属している協会の説明と役割について、お話したいと思います。
私は現在電気管理技術者協同機構という協会の神奈川県理事として、月1回の理事会等所定の実務を務めさせていただいております。
我々の仕事は他人の協力なくては成り立たないので、個人事業主である電気管理技術者はこういった協会と呼ばれるものを結成し、電気設備の保安管理を適切に実施しております。
一般的に技術者協会と呼ばれるものとはまた別の組織でよく間違われるのですが、関東県内であれば東京電気管理技術者協会と私が加入している電気管理技術者協同機構があり、ややこしいと感じる面も多いです。
さらには法人が保安法人となるために、こういった協会というものを作り管理するケースも増えてきており、お客様の理解しづらいことが増えております。
お客様としては、下記3点だけ覚えておけば大丈夫です。
①保安法人(法人格を持つ企業が管理をするケース)
②技術者協会(個人事業主が集まり管理運営しているケース)
③フリー(個人事業主が1人で事業を行っているケース)
上述した協会2つであればどちらも②に該当します。ですので、協会は会社ではなく個人事業主の集まりということになります。
①の保安法人が管理している物件を、③のフリーの電気管理技術者が委託されて点検するケースも増えてきてます。所定の手続き等全て保安法人がやってくれるので、点検に集中できるという利点があります。
その分マージンを持っていかれるので、受け取る金額が減ってしまいます。私もいくつか依頼され物件の管理をしておりますが、個人で契約させていただいてる物件の方がお金の面もそうですが他も色々とやりやすい面が多いですね。
お客様は、そんなこと知らないケースがほとんどなので会社員だと思ったら個人事業主だった…みたいなことが多くあると思います。私も説明して驚かれることが多いです。
さて、話がそれましたが基本的にはどこも協力してくれる人がいてお互い助け合いながら仕事をさせていただいてます。
どこに所属していたとしてもそこは変わらないので、安心して依頼いただけると助かります。
最後に、2023年7月の理事会にて当協会の理事兼技術部長に任命されました。
まだまだ若輩者ではありますが、引き続き適切な保安管理業務を第一に活動させていただきます。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。