保安法人さんとのご契約および物件獲得について

当HPにお越しいただきありがとうございます。諸川電気管理事務所の諸川です。

今回は、先日とある保安法人さんと電気保安に関する外部委託契約を締結することになり、正式に仕事をもらえる体制が整ったためご報告させていただきます。

私が行っている保安業務というのは、個人でもできるし法人としてもできるようになってます。

以前は、法律により個人事業主(電気管理技術者)もしくは関東電気保安協会のような法人しか保安業務ができませんでしたが、現在は保安協会以外の会社でも保安法人化して業務を行うことが可能となってます。

その規制緩和により生まれた会社は数多くございますが、今回そのうちの一社とご契約いただくこととなったということです。

当然ビジネスですので、何社か契約候補である保安法人さんへ話を伺い業務の進め方や業務委託による報酬についても話し合いました。

結果、比較的報酬額が高く信頼がおける会社さんと契約を結ぶことができました。ありがとうございます。

元々、契約した保安法人さんはすでに電気管理技術者として独立している方に紹介され面談した経緯があり、やはりこの業界は横の繋がりが大事なのかなと思った次第です。

物件の契約数について

先日保安法人の担当者からメールが届き、7件ほど物件を紹介していただき内容を確認の上了承いたしました。

これでとりあえずはほぼ無報酬となる事態は避けられそうです。

なお、電気保安に関しては一人で持てる物件数が決まっています。

全体の発電出力もしくは全体の設備容量を換算した点数で33点まで、なのですがわかりづらいですね。

詳しくは上記の通りですが、経済産業省資料にて説明がされています。

保安管理業務外部委託承認制度説明資料

例えばお客様の合計設備容量が400KVAの場合、換算係数は1.0となります。そうすると、この物件を33か所持つことになるとこれ以上の物件を持つことができなくなります。

ここがある意味この業界の縛りというか規制のようなものです。意図的に稼ぎすぎないこと、忙しすぎて保安管理が適切に行われないことが危惧されているという話です。

実際管理していくと、400KVA以外でも200KVAとか600KVAだとか、バラバラになることが普通です。

ですので、満点の状態で40件や50件持つという方も多く、場合によっては毎日休みなく点検しないと月次点検が終わらない…といったことになります。

そこで契約物件数の管理は重要になってきますが、基本的にこの契約数というのは電気管理技術者自らが管理します。また、保安協会や法人の場合はその会社が管理することとなります。

ということで、現在は保安法人さんからの紹介で7件と所属している技術者協会からの紹介1件が予定されているので、10月から計8件の物件を見ることになりそうです。

これからもどんどん増やしていく予定です。もし管理している物件で若く勢いのある人に管理をしてもらいたい!という方は遠慮なくご相談ください。

また、現在の契約数についてという記事を固定ページで残しておこうと考えてます。

もし依頼したいと思っても点数がいっぱいだと受託できませんので、ここら辺がいつでも確認できるようにするつもりです。

以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。

諸川電気管理事務所代表 諸川真吾 1984年、北海道生まれ横浜育ち。 工業高校を卒業後、神奈川県の電気工事会社へ。紆余曲折経てビル管理業へ転職後、電気保安管理の実務経験を積み2021年10月に独立。 HP、TwitterなどのSNSや広告運用などを駆使し業績拡大中。 同時に電気保安管理についてのブログ運営を行い同業者を支援し増やす取り組みを行う傍ら、職業訓練校の非常勤講師として活躍。 現在は、法人化を視野に入れた営業活動に力を入れつつ、大手法人の年次点検応援なども行っています。

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